CSで「分析しろ」と言われたとき、最初に整理すべき3つのこと

CSの思想と設計

CSで
「問い合わせを分析してください」
「数字を整理して報告してください」
と言われたものの、何から手をつければいいのかわからない

この状態は、珍しいものではありません。

多くの場合、原因はスキル不足ではなく、
分析に入る前の前提整理がされていないことにあります。

本記事では、ツールや手法の話には入らず、
分析を始める前に必ず整理すべき3つの観点をまとめます。


1.この分析は「誰のため」なのか

最初に確認すべきなのは、
この分析は誰が使うのかという点です。

  • 上司への報告なのか
  • 委託先との共有なのか
  • 改善判断の材料なのか

ここが曖昧なまま進めると、
「一応まとまっているが、判断には使えない資料」になります。

分析の精度以前に、
用途が決まっていないことが問題です。


2.「分類すること」が目的になっていないか

次によく起きるのが、
問い合わせを分類すること自体がゴールになる状態です。

  • カテゴリ別件数を出す
  • 前月比を比較する
  • 推移グラフを作る

これらは必要な作業ですが、
分類=分析ではありません。

分類はあくまで途中経過です。
その先で何を判断するのかが決まっていなければ、
作業はそこで止まります。


3.この分析で「何を決めたいのか」

最後に整理すべきなのは、
この分析の結果、何を決めたいのかです。

  • FAQを追加・修正するのか
  • 表現を見直すのか
  • 運用や仕様を検討するのか

ここが定まっていないと、
どんな数値を見ても「で、どうする?」で止まります。

分析は、
過去を説明するための作業ではなく、次を決めるための準備です。


まとめ

CSの分析がうまく進まないとき、
問題はデータやツールではありません。

  • 誰に向けた分析か
  • 分類が目的化していないか
  • 何を決めるための分析か

この3点を整理するだけで、
「とりあえず集計する」状態から抜け出せます。

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